珍しくブツ取り
Leica M9 / Summicron 35mm F2 ASPH
珍しくブツ取り。
ライカはよれないので、今回のような撮影はあまりしない。
この35ミリレンズは70センチまでよれるのでまだいいが、
僕の持っている50ミリは1mしか寄れない。
では、寄れないのが駄目なのだろうか?
レンズだけをみたら性能が低いことになるが、
ライカは機構上、基本に寄れないのだ。
寄れること、それは写し手にとって、あまりいいことではないと考えている。
寄ると、物が大きく写り、巧くなった気がする。
僕は接写症候群と呼んでいる。
接写する必要のある物、昆虫、花、水滴などは接写は必要だ。
しかし、スナップでは必要無い場合がおおい。
表現とは制限された中で行う工夫なのだ。
写真も、ある程度の不便を楽しみたい。