Shutter Monochrom

写真で綴る、日々の小さなこと。

雪道

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Leica M9 / Summicron 35mm F2 ASPH

ニセコ/洞爺湖

 

写真とは関係ないですが、フジのモノクロフィルム、ネオパンプレスト400の販売中止が決まったようです。同時に、プロ400のブローニー版の販売中止も決まったようです。

時代ですね。

 

実は、モノクロフィルムを1100本ほど撮りましたが、

ネオパンプレストと使った記憶があまり無いんです。

モノクロらしいトーン、階調の表現性はコダックのフィルムの方が上です。

フジにはアクロス100という、

少しトーンが堅いですが超微粒子のフィルムがあります。

 

少し前までは400はコダック、100はフジで使い分けていました。

最近は100も400もコダックがいいかな、と感じています。

デジタルカメラが進歩し、

超微粒子よりも粒子感があった方がいい時代になったんですね。

僕の中ですけどね。

 

モノクロフィルムにあって、ちょっと地味めなポジションのプレスト400、

ライカで撮影、ミクロファインで現像すると少し軟調な仕上がりになった記憶があります。

ライカレンズより階調の出ない、

国産レンズ向きのフィルムだという感じがしておりました。

 

いずれにせよ、モノクロフィルムの選択肢が狭まり、

やりずらくなるのは間違いありません。

 

カラーのプロ400は、僕が使った中で最も優れたネガフィルムです。

無くなるのかー、でもいま手元に中判カメラないし。

135は残るのでしょうか?

 

コダックのモノクロフィルムの生産中止が決まったら

買いだめするかもしれませんね。