Shutter Monochrom

写真で綴る、日々の小さなこと。

Happy Days Vol.01

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Leica M9 / Summicron 35mm F2 ASPH

 

最近、どのように写真を撮るか、悩んでおります。

突き詰めると、どうやらマンネリに襲われている感じです。

写真を始めて10数年になりますが、流石に近所、車で1〜2時間の場所は結構撮影しています。

僕の基本スタイルは「車で1〜2時間の場所に出かけて撮る」ですので、

行くところがもう無いわけです。

 

悩んだので、過去のエントリーでこんなことを書きました。

人を撮る モノクロの撮り方 その1 - Shutter Monochrom

人のいない風景 モノクロの撮り方その2 - Shutter Monochrom

木を撮る モノクロの撮り方 その3 - Shutter Monochrom

 

書いてしばらくしたら、気が付いたわけです。

ああ、マンネリなんだと。

 

撮影スタイルの変化を迫られているわけです。

所詮、田舎住まいなので都会の風景も撮りにくいし、

田舎を撮ることに決めました。

作品を組み立てていこうと。

 

昨年、ファレル・ウィリアムズのHappyがヒットしましたよね。

そこでキーワードはキーワードは「happy」。

でも、こりゃhappyだ!なんていう風景は、そんなに無いわけです。

どちらかと言うと、寂しい風景の方が目につきます。

写真は報道、記録という側面が強く、得てしてマイナスの要素に引っ張られます。

マイナスの要素、壊れたもの、事故、廃墟、寂れた感じでしょうね。

ニュースの報道は基本的にマイナスの情報を伝え、写真はマイナスの状況写真で有るわけです。

廃墟など見ると、写真に撮りたくなりますよね。

リストカットした人の写真をとった、いつも「悲しい悲しい」と言っている岡田敦氏のように、写真面のダークサイドに引っ張られてしまいます。

※最近は、MOTHERという出産の写真集を発売し、ダークサイドから逃れたようです。

 命に向かって写真を撮る、素晴らしいことだと思います。

 

田舎の風景を肯定し、住んでいることがHappyである、ということで作品が作れないかと思い、順次アップしていきます。多分。気分屋なので、続けばイイですが。