影縞 / Leica M2 + Summilux 50mm F1.4 2nd
Leica M2 / Summilux 50mm F1.4 2nd / ACROS 100
これはフジのアクロスという超微粒子フィルムで撮影しています。
フジのアクロスは非常に粒子が細かく、4つ切り(A4くらい)に伸ばしても粒子は
全く見えません。これが最大の特徴です。デジカメで言うと1200万画素くらいだと思います。
アクロスの微粒子を超えるフィルムは普通の白黒フィルムにはありません。
コピー用フィルムが超えるでしょうか?
細かくていいのですが、ちょっとプリントしづらいところがあります。
普通、ミクロファインで現像するのですが、ミクロファインは微粒子現像液と言って
細かく仕上がるんですが、コントラストが不足する傾向にあると思います。
最近、アクロス+ミクロファインの組み合わせは綺麗にプリント出来ないんです。
多階調印画紙にベースは2号でプリント、コントラスト付けに2.5号で仕上げ、
とかやればいいのでしょうが、ちょいと面倒ですし多階調フィルターも買わなくてはいけませんからね。
今回の写真はコントラストが強いです。
スーパープロドールで現像したからかな?
それともスキャンした段階で調整された?
(スキャナが壊れる前に取り込んだ写真です)
アクロスを使う場合は、スーパープロドールを使ったり、
希釈現像(現像液を薄める)してコントラストを上げるのがいいのかもしれません。
一般的に現像時間が長くなるとコントラストが上がる言われています。
時間がかかるのであまりやったことは無いですが。
他のフィルムの使用感はまたの機会に。